早期発見・早期治療が非常に重要です。
大腸がんは、日本人女性のがんによる死亡者数の第1位で、男性では第2位となっています。
早期の段階で自覚症状がほとんど無く、多くは、健診での便潜血検査、血便などで気づくようになります。
40歳を過ぎた頃から発症率が上がるようになるほか、各自治体で行われている大腸がん検診も40歳以上を対象としています。
40歳を過ぎたら定期的に大腸カメラを受けられることをお勧めします。
当院では、大腸ポリープやがんなどの病変の早期発見に重要な内視鏡検査を、最新のAI技術と内視鏡専門医による高精度な検査で提供しています。
大腸内視鏡検査でわかる疾患
肛門:痔、肛門ポリープなど
大腸:大腸がん、大腸ポリープ、大腸憩室、潰瘍性大腸炎、好酸球性胃腸症など
回腸末端:小腸がん、悪性リンパ腫、クローン病など
*鎮痛剤・鎮静剤で痛くない・苦しくない検査
当院では、豊富な経験を持つ内視鏡専門医による検査体制を整え、正確かつ快適な検査環境を提供しています。
また鎮痛剤・鎮静剤を使用した“痛みの少ない検査”にも対応しており、多くの方が“いつ検査が終わったのかわからなかった”と驚かれます。検査後はプライバシーを守るトイレ付き個室のリカバリー室でゆっくりとお休みいただけますので、安心して受診していただけます。
*AI内視鏡が病変の早期発見をサポート
当院の内視鏡機器には、AI支援診断システムが搭載されており、微細な病変の検出をサポートします。医師の目とAIの解析を組み合わせることで、病変の見逃しリスクを限りなく低減し、早期がんや前がん病変の早期発見に貢献しています。
*内視鏡専門医による精度の高い診断と早期治療
大腸カメラでは、大腸の粘膜全体を観察し、がんやポリープ、炎症などを詳しく調べます。ポリープが見つかった場合は、その場で日帰り切除が可能です。良性のうちに切除することで、大腸がんの予防にもつながります。
*トイレ付き個室リカバリー室を完備
検査後は、完全個室の回復室でお休みいただけます。トイレ付きのため、大腸カメラの前処置中や検査後も安心してお過ごしいただけます。プライバシーと快適性を重視した空間で、リラックスしてお帰りいただけます。


・使用する薬剤の種類や点滴の有無、血液検査の有無などによって、お値段が前後することがあります。
・また別日に行う、内視鏡検査前の事前診察代や血液検査代、検査後の病理組織検査の結果説明の診察代などは含まれておりません。
※1 生検について:組織を一部採取して、がん細胞が含まれていないかどうかや炎症の程度などを顕微鏡で詳細に調べます。
※2 大腸内視鏡ポリープ切除について:大腸ポリープを切除した場合は、必ず病理組織検査を行います。 大腸ポリープにがん細胞が含まれていないかどうかや、ポリープが完全に取り切れているかどうかなどを、顕微鏡で詳細に調べます。
ポリープ切除の費用は病変の大きさや個数、ポリープのあった場所によって異なります。
※3 2025年1月以降、鎮静剤使用下で大腸ポリープ切除術を受けた方には「短期滞在手術等基本料1」の加算が追加され、患者様の負担額も変更となります。
「短期滞在手術等基本料1」とは日帰り手術を行うための環境として適切であり、手術を行うために必要な術前・術後の管理、検査、画像診断などを十分に行うことができると厚生局が評価した施設だけが算定できます。認定には人員の配置、施設や設備の充実度、緊急時の対応などの基準が求められています。当院ではその基準を満たしているため正式に認定されました。
大腸ポリープ切除術にのみ加算され、観察と生検のみの内視鏡検査の場合は加算されません。
・大腸ポリープを切除した際は、「内視鏡的大腸ポリープ切除術」という「内視鏡手術」の扱いになりますので、民間の保険会社に加入している方で条件を満たす場合は、保険金の請求が可能です。(生検のみの場合は請求対象外です。) 大腸ポリープ切除時の費用負担が少なくなりますので、加入している保険会社にお問い合わせください。
なお、当院は入院設備がなく、手術は「日帰り手術」の扱いになり、「日帰り入院手術」にはなりませんので、ご了承ください。