快適に、正確に。AI × 専門医!内視鏡の新しいかたち。

当院では大腸内視鏡検査を受けられる患者様に対して、オリンパス社製のAIによる病変検出支援システムEndoBRAIN-EYEを全例で使用しております。
EndoBRAIN-EYEの特徴
EndoBRAIN-EYEはオリンパス社製のAIによる病変の検知を補助するソフトウエアで、内視鏡検査中にポリープや大腸がんなどの病変候補をリアルタイムで検出します。
昭和大学横浜市北部病院消化器センターの工藤進英教授らのグループで開発され、2020年に医薬品医療機器等法で承認された新しい技術です。
内視鏡検査においてはどんなに経験豊富な医師でも微小なポリープを見逃す危険性はあり、本システムを用いることで大腸病変の検出において感度96%、特異度98%の診断支援精度があると言われています。実際、EndoBRAIN-EYEを用いることで腫瘍性ポリープの発見率が7%upしたという報告もあります。
AIの力を借りて早期発見に繋げ、救える命を増やしたい。
「AI × 内視鏡専門医」によるダブルチェックで大腸病変の見逃しを限りなく0に近づけます。
EndoBRAIN-EYEの費用について
本システムは保険適応となっております。
厚生労働省より3月5日に発表された令和6年度診療報酬改定にてK721 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術の注3として「病変検出プログラムを用いて実施した場合は、病変検出支援プログラム加算として、60点を所定点数に加算する」ことが明記されました。
つまり大腸ポリープを内視鏡切除した場合のみ、600円(3割負担で180円)の患者様負担になります。
